- 働く意欲があるが病気やケガなどで健常者と同様に働くことができない
- 働けないから将来の生活に不安がある
- 障害のある子どもの先行きが心配
このお悩みを解決してくれるのが国の制度である「障害年金」です。
障害年金の簡単講座
一般的な認知度が低い障害年金を次の6つの項目に分けて、簡単な障害年金講座を開設いたしました!
まずは障害年金がどのような制度なのか、イメージを持っていただければと思います!
障害年金とは?
障害年金とは病気やケガなどで、働きたいけど働けない場合や生活が制限された際に、現役世代含めてどの世代でも受け取ることができる国の制度です。
うつ病などの精神疾患の方や人工透析を受けている方など、幅広い傷病が障害年金の受給対象者となります。
しかし、障害年金は申請しないと受給できない制度のため「もらい忘れの多い年金」ともいわれています。
障害年金の申請の流れ
障害年金の申請手順は大まかに次のとおりです。
- 傷病名・初診日の確定
- 初診日の年金加入および保険納付状況の確認
- 必要書類の準備
- 必要書類を提出
上記だけみれば単純ですが、初診日・年金保険料納付の確認や必要書類の準備など、非常に大変な作業です。
障害年金の受給要件
障害年金の受給要件は次の3つです。
- 初診日
- 保険料納付状況
- 障害の状態
上記3つの受給要件を満たしていない場合、障害年金が受給できません。
障害年金申請の必要書類
障害年金申請に必要な書類は次の3つです。
- 受診状況等証明書
- 診断書
- 病歴・就労状況等申立書
上記3つはあくまでも基本的な書類であり、申請者様の状況などに応じて様々な書類を用意しなければなりません。
障害年金の受給額
障害年金の受給額は毎年度変わります。
また、障害基礎年金と障害厚生年金で受給額が異なり、障害厚生年金の方が受給額は高くなります。
対象となる傷病例
障害年金はの病気・ケガによって、生活に支障さえ出ていれば、受給できる可能性があります。
したがって、ほぼすべての病気・ケガが障害年金の受給対象です。